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あさじむおう

Author:あさじむおう
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「劇場版 零」


ゲーム原作の実写ホラー邦画って言うと、「サイレン」を思い出してしまいます。
つまり、観た事を後悔するレベルで危険な感じがするなーって事ですが、予告の百合ん百合んな感じに逆らえず、行ってきてしまいました。

冒頭から百合ん百合んで突っ走ってました!(笑)
なんで今年は百合映画ばっか観てるんだろ……。
まぁ、そこは期待を裏切らなかったんですが、ただ、一言で言うと「あと一歩」足りない感じで、本当に口惜しい限り。

耽美で幻想的な映像への志向自体は、がんばっていると思います。
新しさはないし、どうしてそこで正面アップ? みたいなカットもあるけど、そのシーンだけ取り出してみると、結構、いい感じになっています。

ミッションスクールでホラーって言うのは、「サスペリア」以降かどうかは知らないけども、ホラーでは定番の設定で……(……って言ってもあれ? 「サスペリア」以外ではタイトルも忘れた奴しか観た事ないな、僕)まぁ、いいや。
「大人でもない子供でない『少女』という時間」という幻想は、少女趣味的なマンガやら小説やらでは、やっぱり定番で、フリルのいっぱいついてる服とか着てそうな女の子が好みそうな題材ですね。
モチーフとなっているラファエロ前派のジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」とか、も、そう。
女子が自身の半生を思い返した時に「いたたたたた……」となりかねない、中二病的な趣味のひとつではないでしょうか。(笑)
でもって、そんな時代錯誤って言えば時代錯誤な少女幻想の世界を作り上げようとしているのは良く分かるのですが、ここで「あと一歩が足りない」という感想に。
まぁ、そもそもがですね!!
AVでレズもの見てれば分かりますが、やっぱり生身の女の子と女の子の絡み的なものって、役者の気持ちが乗ってないのがよく分かっちゃうんですよ!
男優となら気持ちが乗るのかって言うと、そうではないんでしょうけど、劇中で女の子の一人が言ってるように「私、女の子を好きになる気持ちなんて分からない」ので、どう体を動かしたらいいのかが分かんないんじゃないんでしょうかね。
ポルノに限らず、一般作でも。
それ以前に、少女時代を演じられる年齢の女の子を役者として使わなくちゃいけないので、演技自体がまだまだアレだって事のが大きい気もしますが。
でも、貶すほどにはヒドくないんですよね。
これってなんだろうと考えたんですが、この作品のような少女幻想の百合って、「同性愛」を描いている訳ではなくって、「女の子が女の子を好きになる、というファンタジー」という耽溺を描いてるわけで、それって幻想世界の住人を演じろって事なので、とっても難しいって事なんじゃないでしょうか。
この少女=人工物という発想も、少女趣味、女子の中二病みたいなもんで、男性の性差別的妄想ではなく女性の発想です。……だと思います。
まぁ、でも、がんばっていました。
ちょっと間違えると、少女の体の生々しさとか、妙なリアルさの方向へ行ってしまいがちのように思うのですが、作品中の少女(学園内で女生徒をしている時のそれ)=人工物であるという点からは外れなかったように思います。
オフィーリアを思い起こさせるように少女の死体が幾つも川を流れてきて積み重なるシーンは中々でした。
でも、生身っぽい時間(制服着てない時とか)の方が良く出来たけど。(笑)
幽霊役の子と、主人公役の子は、モデルさん連れて来ただけあって、少なくとも外見はバッチリでした。
特に幽霊役の子がいい感じなのは、予告で見られる通りです。
なんかオリエント工業のダッチワイフみたいな感じもしましたが、まぁ、あれもそんな感じではありますよね。

とまあ、耽美系な百合について熱く語った? ところで、映画としての問題点を書いていきたいと思います。
まあ、これだけは言っときたい。
なんか妙にキャラ立った葬儀屋が出て来るのですよ!
で、その、それまで影も形もなかった葬儀屋が、学園からの帰り道、車を運転しながら「あの死体……なんかおかしい」とか言い出す訳です。それだけでは終らりません。
「中身がない、抜け殻だった……」(うろおぼえ)
 一体、なにを言い出すのかこの人は。
その後、茫然自失と道路に出て来た主人公たちの友達を拾い、学園へ戻るのですが、彼の奇行はまだ続きます。
それまで行方不明になっていた友達が見つかったとの報せを受けた主人公たちが、部屋へと入ってきます。
ところが彼女はなにか様子がおかしい。
なにを言っても反応がありません。どうやら中身がないようだ。
焦る主人公たちを見て、葬儀屋がいきなり険しい表情で右手をガッとまくります。
かの有名な「沈まれ俺の右手」のポーズです。
「俺に話しかけろ!」(葬儀屋)
「えっ?」(主人公)
 驚く主人公に、葬儀屋の相方の女性が言います。
「彼はイタコなの!」
 一体、おまえらはなにを言っているのか。
葬儀屋が奇跡の右手で抜け殻の友達を掴むと、どこぞをさまよっている彼女の魂が憑依します。
もう、笑いをこらえるのが大変でした。

他にも、説明台詞が下手だったり多かったり、あえてそうしてないんだとは思うけどシーンの切り替わり方がスムーズではなかったり、やっぱり、あと一歩なにか足りないという感じがします。
でも「サイレン」よりは、ずっといいですね。
しんみり系ホラーとしては「仄暗い水の底から」と、そのリメイクである「ダークウォーター」は中々の出来だと思うのですが、そこには及ばず。
いやあ、ホラー映画って、そして百合映画って難しいですね。
いっそ、3DCGでやって声優さんに演技してもらえば良かったんじゃないでしょうか。
あ、それじゃゲームと一緒か。
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未分類 | 01:13:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
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