■プロフィール

あさじむおう

Author:あさじむおう
文章荒れまくってるブログですが
いつもボロボロになった1日の終わりに
書いてるので許してください。

さまざまな活動報告や、映画、音楽の感想を中心に。

■カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

■最新コメント
■しんかい6500時計

文字盤をクリックしてみよう!

■ツイッター
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■QRコード

QRコード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
自由と壁とヒップホップ


ラッパーたちの人生。ただし、パレスチナの。

イスラエル、パレスチナ自治区のラッパーたちのドキュメンタリー。
そう、あのパレスチナです。
まずもって僕は、パレスチナの人たちの日常風景の映像自体をあまり見たことがなかった。
女性は全員ヒジャブをかぶっているものだとばかり思っていたぐらいなんですが、どうやら、そうではないみたいです。
ネットあり携帯ありCDあり、そんな西洋化の中、ちょくちょく吸っている水たばこに異世界を感じる生活の光景なのですが、アメリカのラッパーに憧れてラップを始めイスラエル軍とパレスチナ民間人の衝突事件を機に、歌詞に政治色を強め人気を得ていったグループを軸にして、パレスチナの現状と、ラッパーたちの姿を映し出して行きます。
なにしろ彼らの現状が現状なので、その歌詞はとにかく重い。
決して難解な事を言っている訳ではなく、とてもストレートな言葉なんですけれど、別の町に行くには検問所を通らねばならず、友達が軍に撃たれて死に、エルサレムでヘブライ語ではなくアラビア語を話しているとテロリストの疑いをかけられ、彼らが出てくるまでは子供たちの憧れの職業はいい暮らしをしている麻薬の売人で、難民キャンプがあり、そこではアパートが爆撃されて廃墟になっている、そんな場所で暮らしている人たちのストレートな言葉なので、『言葉が武器だ』とかそんなラップでありがちなリリックが、それだけでもう重い。
『誰がテロリスト? 俺がテロリスト』ですもん。

そういえば、アニメの『SHIROBAKO』では、米露日イスラエル他の空軍パイロットが結託して外敵と戦うというストーリーの劇中劇がありますけど、なんかこう…色々と深読みが出来る編成で、対テロ有志軍団の空爆に日本も参加しようみたいな政治的メッセージがあるのかどうかは知りませんが、あったらあったでそれもなんだかな、と言う感じで、なければないでひどく単純だな、と、ニヒリスティックな笑みを禁じ得ません。
いえ『SHIROBAKO』は好きですけど。
しかし、アリアが再び飛ぶのを決意する理由が『私には夢はないけれども夢を持つ人を支援する事はできると気づいたから』なんかで果たして良いのか。(アニメとかではありがちではあるけれど…というか、ひょっとしたら日本的発想なのかもしれないけど)
そんな主体性のないお為ごかしの発想で戦闘機に乗るエースパイロットなんて、気づいた時にはとんでもない悪事や事態の泥沼化に荷担していたりする事になりはしまいか。
軍人に勝手に自己判断されても困るけど。
昭和版『日本沈没』のラストは、狂ったように人助けに奔走する藤岡弘で終わりますが、それと同じ気持ちですかね。だったらいい作品と呼べるかもしれない。

話を戻すけど、『望みはただひとつ、平和に暮らしたい』と言う難民キャンプ初のラッパーの言葉や、『長い時間がかかる』という別のラッパーの父親の言葉が深く突き刺さる映画でした。
スポンサーサイト


未分類 | 16:08:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。