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あさじむおう

Author:あさじむおう
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イントゥ・ザ・ウッズ


人を惑わす森の中。

それなりには知られている事ですが、大昔の日本には歌垣という風習があって、万葉集に

『鷲の棲む筑波の山の 裳羽服津のその津の上に率ひて
 未通女壮士の行き集ひ かがふかがひに
 人妻に吾も交はらむ わが妻に人も言問へ
 この山を領く神の 昔より 禁めぬわざぞ 
 今日のみは めぐしもな見そ 事も咎むな』

という歌があります。

「筑波の山」は筑波山、「裳羽服津(はきもつ)」は地名っぽいですね。
「率(あども)ふ」は「引き連れる」
「未通女」は「おとめ」、非常にストレートに取ると処女って事ですが、ライク・ア・ヴァージンな青い果実って意味みたい?
「壮士」は「おとこ」。
「かがふかがひ」は、「歌垣(かがい)」をするという事。
「人妻に吾も交はらむ」は、そのまま「俺も人妻ゲットするぜ!」
「わが妻に人も言問へ」は、「うちのワイフにも誰か声かけてやってよ」
「領く」は、「支配する」
「めぐし」は「愛しい」と同時に「かわいそう・痛々しい」という意味があるっぽい。
「な〜そ」は学校の古文でやりましたね。「〜してくれるな」
つまり、「めぐしもな見そ」で、「哀れんだ目で見るんじゃないぜ」
「事も咎むな」は、「批判もするな」

現代風にすると

『鷲が住んでる筑波山のハキモツってとこ
 男女が集って乱交パーティー
 歌ってナンパだ 人妻にダイブ
 そっちのみなさん うちのワイフどう?
 イタい目で見んなよ 山の神様オールライト
 ヤボはなしだぜ 今日ぐらい』

こんな感じになります。(ずっと前にも、このネタやったような…)
ちなみに反歌があり

『ひこがみに 雲立ち登り しぐれ降り 濡れ通るとも我帰らめや』

『男体山(筑波山には男体山と女体山があって、彦神=男神なので男体山をしめす)に雲が立ち上って時雨が降って濡れたって、帰ったりなんかするもんか』

という意味です。

なんか前置きが長くなりましたが、日常のくびきから解放される特別な場所というものがあって、それは橋の下の暗がりだったり、地震が来たら危なそうな雑居ビルの一室だったり、公園のトイレだったりしますけけど、山の中、そして森の中というのもそのひとつ。
各々の事情で、そこに入る事になった、シンデレラ、赤ずきん、ジャックと豆の木のジャック、パン屋たちが、それぞれの物語を交錯させていく、というのが、このミュージカル映画の物語です。
基本的にはブラックユーモア作品だと言う事に気がつかないと、各所に込められた黒い笑いで楽しめないかも。
80年代のワム!みたいな感じのヘアースタイルをしたイケメン王子様兄弟のデュエットがバカバカしくって一番好きかな。
で、そのイケメン王子様とのアバンチュール的なものに、上の歌垣を思い起こしたと言うワケです。

ラストの辺りの混乱した状況は、テロとの戦いを連想させられてしまうのと同時に、先ほど最終回を迎えた『Gのレコンギスタ』が描こうとしていた状況に近いものを思わせて

「この行いは間違ってるかもしれないけど、どっちの側についても、側に必ず誰かいるからあなたは独りじゃない」

という理屈は、正直、釈然としないものがというか論点のすり替えにしか見えないんですが、そういうどうしようもないような面倒な状況をなべく作り出さないよう注意するため、説話として子供に聞かせる物語の言葉には気をつけよう・親として自分の態度に気をつけよう、みたいな結論に収束はしていました。
どうでもいいけど、オオカミさんが(パン屋も)ロリコンにしか見えなかったり。(笑)
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