■プロフィール

あさじむおう

Author:あさじむおう
文章荒れまくってるブログですが
いつもボロボロになった1日の終わりに
書いてるので許してください。

さまざまな活動報告や、映画、音楽の感想を中心に。

■カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

■最新コメント
■しんかい6500時計

文字盤をクリックしてみよう!

■ツイッター
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■QRコード

QRコード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
お久しぶりです。ザハ・ハディドと新国立と古墳と縄文文化
ぎゃーーーーー!! なんか広告とか出るまで放置してたーーーーーーー!!!???
て事で、なんか書くことにします。
って言うか、やっぱりブログなんて勢いで書かないと長続きしませんね!

映画は結構見てますが、「ジュラシックワールド」最高でしたね!!!
不満点もあるんですが、二回見ました。うち1回はIMAX3Dでしたが、ほぼまったく意味がないので2Dで二回、三回と見た方がいいと思います。
あと「変態仮面」は見ているときはバカバカしくって最高でしたが、見終わった後の「なにやってんだろ…」感はハンパなかったです。(そこがいい)
「TED2」は、僕は前作の方が良かったかな。ちょっと散漫としすぎな気も。観た人だけに分かる事を書くと、多分、アメリカ人ならもっと笑えたと思うんだ!

ところで、ツイッターでは度々触れてますが、僕はザハ・ハディド建築のファンです。ニワカですけど。
実の所、僕はオリンピックにまったく興味がなく(というか映画の中のものを除くスポーツそのものに興味がない)、彼女の存在を知ったのは騒動になってからでした。
話題の新国立の第一案を見て感銘を受け、彼女の作品をネットで検索した所、こんなすごいものが現代建築では可能なんだ!! と感銘を受け、速攻で1979-2013のコンプリートワークを買ったりしてしまった次第です。



これ6,000円ぐらいするんですけれど、洋書で日本語表記がないので、眺めるだけになってます。

新国立、金額が倍にふくれあがっているのは確かにどうかなーとは思ったものの(これについては最近はそのまんま行った方がいいんじゃなかろうか…とも思う)、少なくとも第一案は趣味的にどストライクなので、もし建ったら観てみたいし行ってみたいと思っていました。
白紙になっちゃいましたが。(笑)
ザハ建築は世界中に建ってますので、近場の韓国か中国にそのうち観に行こう。
で、つい先日、ザハからの反論とプレゼン動画が公開されたので、今回はその紹介と、この件で思う事をつらつらと。

ビデオプレゼンテーションとレポート―新国立競技場 東京 日本 from Zaha Hadid Architects on Vimeo.



…なんか微妙になった気がする第二案がこうして見ると、なんか結構いい感じ!!
観ていて心地良いぐらいに理路整然としていて世界レベルは違うな、と思うんですが、まあそれは素人の感想なので置いとくとします。
僕も、新国立競技場に関しての批判について、費用の件はまあみんなが言うんならそうなのかもなぁ…ぐらいには納得しないでもありません。(そのまんまやった方がいいんじゃない? とは思う)
ですが、ツィートにも溢れていた「景観にあわない・日本的な外観ではない」というデザイン面の批判については、納得できません。
それってそもそも、私の趣味には合いませんと言ってるだけだし。
(つーか、この白紙撤回、今話題のアレに予想外の反感を食って慌てて大衆のご機嫌取りなのが見え見えで、後がどうなるかなんてまったくなんにも考えてない気がするんですが、そこは置いときましょう)

あの建設予定地、ちょっと離れてるけど、ファッションブランドビルが建ち並ぶ青山があって、PRADAの複眼みたいなガラス貼りビルがあったりしますよね。
(なお、そこにあるニール・バレットの内装がザハです)
その通りは奥まで行くと根津美術館があり、中国・殷代の美術品の素晴らしいコレクションがあるんですが…まあ、それはいいや。
最近はほぼ全身ユニクロ男と化している僕だし、そんな頻繁に行く訳でも…というかほとんど行かないんですけど、イメージ的には別にザハ建築がどーんと建ってもおかしくないような気はします。
地図で見ると予定地の森の対岸めいた明治神宮の森の最寄り駅である原宿近辺なんかはこう…ところどころ昭和風漂う感じでゴミゴミしている印象ですけど、そういう昭和の雑居ビルとか、あるいはパルコ的な店舗が、一般的な日本人の抱く「日本的な建物の外観」なんでしょうか。
……いや、確かにそんな気もするけど。
「古墳型の方が日本的」みたいなツィートも散見しました。
これはコンペの案の中にあった、木々を植えた丘の中に競技場を埋め込んだデザインですね。
落ち葉とか土とかグラウンドに落ちてきて掃除大変なんじゃ…、とか、虫々パラダイスでは…? とか、そこはまあ置いとくとして、疑問なのは、古墳というものの本当の姿を理解しているのだろうかと言う事です。
たとえばこれ、以前行った海老名の秋葉山古墳群の1〜6まであるうちの確か3号なのですが

IMG_0415.jpg

現在は確かにこんな感じです。
ですが、最初からこれを目指していた訳ではなく、崩れた前方後円墳の後円部が、長い年月を経て天空の城ラピュタみたいになった姿なのですよ。
古墳が日本的でよしろいと言うのであれば、段々にして埴輪的なものを周囲に植えるのが筋ではないかと思います。
「神宮の森にザハ案の外観は合わない」と言うツィートも見ました。
明治神宮の森は大正時代に作られた人工の森で、一度作った後は放置プレイで植生を変えて自然の森にするという壮大なプロジェクトの結果です。
NHKスペシャル「明治神宮 不思議の森」でやってました。
人工の森って言っても、ここで目指しているのは、ジャングルやツンドラではなく、日本の風土に合った森。
…まぁ、ぶっちゃけ「もののけ姫」です。(笑)
でもって、そんな風土にあった日本の広葉樹の森で僕らの先祖は、どんなデザインを培ったのかと言うと…

IMG_0379.jpg

これは海老名の資料館(相模国分寺跡の前、イタリア料理屋『レガーミ』の並び)にあった勝坂式土器。
教科書にも載る(と書いて、最近の例の問題アリな教科書に載ってるのか不安になってきた…)火焔土器とは別なのですが、中期になるとこういうのが出てくる訳です。
謎の人面がついたのとか、カエルと言われる謎の生物がはりついているのだとか、もっと面白いものもあるんですが、長野・山梨・関東辺りであればお近くの考古資料館を訪ねてみると観られるかも知れません。
森の中を生きた、日本列島に住んでいた先祖たちは、こういう有機的な造形を生み出していたわけです。
縄文人がなに考えてこんなものを作ったのかは不明ですが、カエルとかイノシシとかヤモリとかヘビとからしきものが作られているので、自然に対する崇拝とか祈念とかあったんじゃないでしょうか。
…ちょっと話それますけど、ちょうど画像があったので他にも祭祀用と言われてる物品をひとつ。

IMG_0383.jpg

これ、縄文時代の遺跡からは頻繁に出てくるものなのですが男性器型の石棒です。
これは手に持てるサイズですけど、町田の忠生遺跡からは、全長185センチのものが粉々に破壊された状態で出てきたりしています。



また、日本人大好きで、オタ界隈は商業・非商業問わずデザインをパクりまくっているアルフォンス・ミュシャを含むアールヌーヴォーが日本の美術の影響を受けているのはよく知られた事です。
僕の個人的な感覚ですけれども、有機的な造形は日本の風土や歴史に合ったものであり、ザハの新国立案・幾つかのザハ建築(シンプル?な駐車場みたいのもやってる)は、そうした日本的な曲面や曲線の美と、未来的な要素とを併せ持つデザインだと思います。
ザハはイラク出身ですし、意識したかどうかは知りませんが、ザハがビデオで花や植物を挙げるのは筋違いでもないんじゃないかと。
もっとも「アールヌーヴォーよりアールデコの方が日本人の感性に合う」とか「ギャラリーフェイク」でもやってましたけど、一般的にウケるのは 有機的でカオティックなごちやごちゃ感よりも、直線直線また直線たまに円みたいなスッキリ感なのかもしれませんが、それは長い歴史とか風土とか言うよりは、工業的な大量生産商品の中で生まれ育った結果ではないかという気もします。
Apple信者なので、Macのシンプル・イズ・ベストっぷりも僕は大好きですけど。
やっぱり道具はシンプルな方が。
スッキリ感という意味では、白紙になった五輪ロゴはきわめて現代日本人的であるとは言えるのかもしれません。
個人的には「なんかテレビ局みたいだなぁ」とは思ってあんまり好きでもなかったものの、構成要素が少ないし世界を探したら十個か二十個…何百かぐらいかぶってもおかしくないデザインでは、とも思いました。
トートバックの方は、単に『ネット画像の著作権』騒動の総決算みたいな感じでしたけど。
ネットに浮いてる画像を自作に使っていいかダメかが騒動になったたのは割と最近だし、それも割とオタ界隈という局所限定なので、オタでもない人が知らなくても無理はないかもしれません。
五輪みたいな世界イベントだと世界の人たちから注目を浴びるので、TPP後の著作権問題…というよりも、未だにとてもじゃないが成功するように思えないエンタメ・クールジャパン戦略がなんかの拍子で成功しちゃった時に起こりうるケースとして見ているのがいいかもしれません。
まあ昔、星里もちるがスピリッツで描いてたマンガでも、『イミフな形をしたオゲイジュツ建築』への憎悪にも似た嫌悪がありありと見て取れ、そういった機能を有しない造形への恐怖やら憎悪やらの代弁に影響を受けたまま歳取っちゃった人たちの過剰反応みたいな傾向もあるっちゃある気もなくはないんですが…………。


つ、次は予定通りに映画の感想書きたい所。
スポンサーサイト


未分類 | 03:27:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。