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あさじむおう

Author:あさじむおう
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川崎・かなまら祭り
 今日は文字通りの全開で行きます。

 川崎。
 今では湾内クルーズ「夜の工場見学」スポットとして知られる京浜工業地帯の中核都市ですが、かつては東海道の宿場町でした。
 その名残が京急川崎駅から少し歩いた場所にある堀之内というソープ街で、江戸の頃には飯盛女と呼ばれる私娼を置いている旅籠が多かったそうです。実際、堀之内には飯盛女たちの供養塔のある寺も存在しています。
 そんな堀之内にある京急川崎駅から、京急大師線で数駅のところにあるのが、川崎大師駅。
 川崎土産の「くずもち」で有名な、川崎大師の最寄り駅です。
 ここで毎年の4月第一週、世界にその名を知られる、あるお祭りが開かれることをご存知でしょうか?
 川崎大師のお祭りではありません。

 前日の嵐が嘘のように晴れ上がった4月7日の日曜日、そのお祭りを見に行って参りました。
 世界に誇る日本の伝統文化、「かなまら祭り」です!

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 ここが京急川崎大師駅。
 まだ始まってはいないはずなのですが、駅前にはすでに人だかりが。
 さすがに世界に誇るこの祭り、外国人の方々も集まっております。
 白人、黒人、色々ですが、案内役らしき日本人と合流して笑顔で会話する様に、なんかワクワクします。
 川崎からの電車の中でも英語を多く聞きました。
 いいですね、こういう楽しい事での国際的な光景。
 白人が多いようですが、黒人も結構います。
 どこの国の方々かは、良くわかりません。
 中には浴衣を着ておそらくは日本人の彼女(英語で会話していたので不明)と一緒に、電車に乗って来ていた白人の人もいたりして、そのノリの良さにニヤニヤが止まりません。

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 目的の神社がどこにあるのか、徒歩で数分程度という以外にはよくわかっていませんでした。
 現地についてからiPhoneでグーグルマップすれば済むと思っていたからなのですが、人の流れに身を任せていたらついてしまいました。
 写真の奥の方、赤いノボリと鳥居、人だかりが見えますよね?
 そこが今回の祭りが行われる「金山神社」です。
 「おーけっこういるなー」と、この時は思っていたのです。
 世界に知られる、とは言っても、ねぶたや御柱とは違うんだし、これで「かなりの数じゃないか」などと思っていたのです。
 
 kana_004.jpg

 この「金山神社」、敷地はそう広くもありません。
 アニメとかで出てきそうな、よくある町の中の神社か、それよりちょっと広いかぐらいの規模です。
 そこに人がわんさかと集まってくるものだから、すでに歩きづらい。
 狙って撮ってるわけでもないのに、外人さん多いですね。
 あ、向こうに見えている青い建物は幼稚園です。
 幼稚園です。
 幼稚園なんです。
 神社がすぐそばにある幼稚園。いいですね。
 園児たちが、境内にあるいろんなものに乗っかって遊んだりする姿を想像すると微笑ましくなりますね。
 あ、ところで、お祭りの時の境内と言ったら、やっぱり出店ですよね。
 ここでも、焼きそば、たこ焼き、硬い肉のコマ切れステーキ、そんな屋台が出ていました。
 人だかりの中、どの店も盛況で、他にも……
 
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 ホットドッグ。

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 甘栗。

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 ロウソク。
 
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 笛。

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 ボールペン。

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 一本一本手作りの……

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 飴。

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 DANKONシャツ。

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 清酒「金玉と万古」。

 せっかくなので僕も何か買おうと思い、一本300円の飴を買ってみました。

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 さきほどから、なにか映ってはいけないものが映っているかのような気がしている皆さん。
 気のせいです。
 この写真に映っている物は、あくまでも「ロウソク」「笛」「飴」「シャツ」「清酒」であり、たまたま公序良俗に反するなにかに形や色や名前が似ていただけなのです。
 また、ご慧眼の読者諸君にあっては三枚目の写真の左側に映っていたピンク色の巨大な物体に、もしや……という不穏な緊張を感じずにはいられないかもしれません。
 でも、だってホラ!!
 もしかしたら本当は、エリンギとか松茸とか、そんなものを模したのかもしれない!!
 実在しないキャラクターですら卑猥なものとして規制の対象になりそうなこのご時世に、まさか……

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 ……まさか……ねぇ?

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 中々のカリ高でいらっしゃる。
 ええ……このピンク色の巨大な何かは、実は御神輿でありまして、その名も「エリザベス神輿」。
 なんせ神輿ですから、この後、担がれて町中を徘徊するわけです。
 ちんちん焼きがなかったのは、実に惜しい。
 来年は出店して欲しいものです。
 そしてキタエリに「私、お兄ちゃんのちんちん焼きが食べたい!」と言わせて欲しい。……あったんだよ、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!」で、そういうシーンが!!
  
「ああなるほど。太古の昔から存在する豊穣祈願に端を発する祭りなのね」と思われた方。
 中々、歴史にお詳しいようで。
 性交とは豊穣の象徴であり、たとえば古代メソポタミアのシュメル文明(現イラク)においては、年の初めに王様が女神官……神殿娼婦と性交するという「聖婚儀式」が存在していたようです。
 日本においても男女の性交を表した道祖神、歌ってフリーセックスする歌垣(なんかヒッピーみたいですが、そういうものです)、などの例があります。
 先日、見に行った「忠生遺跡」展では、バラバラに壊された、184㎝もある彫刻付きの男根型石棒をなんとか繋ぎ合わせたものを展示してあったりもしました。
 男根型石棒は、多々、見つかっていて、現在の日本にも存在する男根信仰に通ずるものがあるのではないか、などとも考えられているようです。
 シュメルと違って縄文には文字が存在しませんし、正確には分からない、という点には注意が必要ですが。
 これらの石棒は、焦げたり壊されているしている事から見て、おそらくはなんらかの儀礼に使われたものだろうと解釈されています。

 ともかく、性交や性器が農耕や豊穣を祈る祭祀や呪術と結びつくこと自体は、理解不能というほどのことでもありません。

 しかし、この「かなまら祭」に関しては、ちょっと違うのです。
 先に、川崎は東海道の宿場町であり、私娼(一応書いておきますと、公に認められていない売春婦のことです)たちが常駐している旅籠が幾つも存在した、と書きました。
 その私娼、飯盛り女たちの願掛けに端を発したのが、かなまら祭りなのです。
 
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 それなのに

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「性は男女の誠の愛から発るものにして快楽を求むることからは為さざる事」
「性は子孫繁栄のために為すものにして己が欲望のためのみには為さざる事」
「性は神の大御心神聖なるものなれば大事になしみだりにこれを為さざる事」
 と誓い奉り身を慎みて……

 って……?
 実は、これは昭和62年、エイズ蔓延の兆しを受けて、この神社の信者さんたちが奉納した額。
 「これらの事を守りますので子孫をこの病魔からお守りください」という願掛けのようです。
 万国共通、人類普遍の行為である「性」。
 それゆえに、こうして時代性のある信仰がつけくわえられていく、その生の現場がここにあるのですね。
 この額の下には

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 こういうものがあります。
 非常に硬そうなボッキ物(by 小池一夫)が乗っかっているのは、カナトコ。
 この金山神社の祭神が、鍛冶屋の神でもある事から、こういうデザインとなっています。
 ところで、性が人類普遍の行為であるのなら、生命普遍の行為とはなんでしょうか?
 戦い? 違います。
 繁殖です。
 生命は増殖を目的とし、性とはそのための戦略のひとつなのです。
 モニタの前の二次元キャラにばかり逃避して現実の女性を忌避しつづけるとか、いい歳こいて結婚もしていない子供も育てていないだとか言うような、繁殖をしない、繁殖を拒絶するような、「美しくない日本」的な選択をする者は、そもそもが生命としての筋道から外れているのです。(伏線)

 先に、「縄文時代の遺跡から出土する男根型石棒には、現在の日本にも存在する男根信仰に通ずるものがあるのではないかとも見られている」と書きました。
 このボッキ物(by 小池一夫)が、その男根信仰の一例なのです。
 男根信仰とは、「男根の形をしたものに女性が触れると子宝に恵まれる」という類の民俗信仰で、僕の買った子宝飴なども、まさにそれです。
 神社のOHPによりますと、金山神社の祭神は現在では

 >子授け、夫婦円満、エイズの御守りなど、性神として信仰を集めている

 そうで、このボッキ物(by 小池一夫)を囲む絵馬殿は、「子宝に恵まれますように」「元気な赤ちゃんが生まれますように」「安産祈願」と言った真剣な絵馬で鈴なりになっています。

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 …………。
 あきらかに関係ないようなものが混ざっているような気もしますが、「俺の子供を生んでくれ」のキャラとかじゃないよな?
 しかしまぁ、商売繁盛のご利益もあるという事だし、これはこれでありなのかも。

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 僕、観た事ないので良くわかんないんですけど、プリキュア?
 みんちがなこちの妹のために作った弁当並みに力が入りまくってますが、僕の願いはオールプリキュアとハーレム的な意味でしょうか。
 え、えーと、生命とは繁殖を目的とし、繁殖しない者は生命としての筋道から外れて……

 以下、金山神社OHPより

>また、金山神社は、1998年に男性同士のカップルが神前結婚式を挙げたことでも有名。

 そう、こまけぇこたぁいいんだよ!!!

>今では「かなまら祭」のおおらかでひらかれた雰囲気から、特に外国人に人気があり「うたまろフェスティバル」として大師の風物詩となっている

 本当に、まったくその通りの、おおらかでひらかれた雰囲気でした。
 その空気は、よく笑い、よくはしゃぐ外国人たちの、陽気さのおかげの気もしましたが。

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 隣接する幼稚園の園児たちが、境内にあるいろんなものに乗っかって遊んだりする姿を想像すると微笑ましくなりますね!!

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 す、すごい……エレクチオン。(by 小池一夫)
 日本の伝統や文化が誤解されそうな不安を覚えるかもしれません。
 しかし、ここが重要な点ですが、おそらくはなにも誤解されてはいないのです!!
 This is 美しい日本! クール・ジャパン!
 ちなみに、「うたまろ」は関係ない……と思ったら、巨根の日本人を指す隠語だって。

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 神輿の出発はまだですが、人が混みすぎて、広くはないのにどこでなにをやっているのだか分からない状況です。
 本殿の前では、しめやかに神楽が舞われております。
 境内にひしめく人ごみに埋もれ屹立する神輿は全部で三つありまして、さきほどのエリザベス神輿に

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 黒光りする「かなまら舟神輿」

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 大山のご神木から切り出してきたらしい「かなまら大神輿」。 
 ※担ぐ前の写真がなかった

 これらが、白昼堂々、町の中を練り歩かれていく訳です!!
 境内には英語が普通に飛び交います。
 中国語も時折、耳にします。
 みんな上機嫌です。

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 たのしい撮影会なども行われています。
 Oh〜! とか HAHAHAHA〜! な声がそこかしこから聞こえます。
 この方はノリノリですが、外人さんでも、こういうモノにまたがるのに、「ムリムリ! ちょっとムリ!」って方もいらっしゃるんですね。
 外人さんが「パス! ワンパス!」って言って逃げるのを初めて見ました。
 ……ていうか、どっかで見たようなシチュだと思ってたんだけど、アレか!! アヘ顔Wピー…………
 いえ、なんでもないです。分かる人だけ分かってください。
 いやぁ、お祭りっていいですね! 
 なにせハレの日です。
 ここまで来たら、もうなんでも……

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 なんでもアリなんじゃないかと……

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 なんたってハレの日ですからね!
 バックが幼稚園ですけれど、大丈夫、この日は休みです。
 
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 コミケでこのコスプレをしたら、どうなってしまうでしょうか。
 僕には勇気がないので出来ませんが、どこかの勇者に、ぜひやっていただきたい。
 ※責任は取りません。
 ここには誰一人、この格好をとがめる者はおりません。
 飴をナメナメ、陽気に笑っています。
 「御柱」はもちろん、「いざなぎ流」まで取り上げたNHKの「新日本風土記」にはぜひとも取り上げていただいき、松たか子に「かなまら、でかまら」とか謎ポエムを読み上げて欲しいものですが、残念ながら日本のメディアは来てないようです。
 しかし、海外からは来ておりました。

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 カメラに貼られたタグを見た所、AFP(フランス通信社)の方のようです。
 ワールドワイド!
 
 そうこうしているうちに、陽気な騒がしさのために聞こえのあまり良くないアナウンスが、神輿の出発を告げました。
 ざわめきと興奮で沸き立つ境内。

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 エリザベスも今、担がれようとしています。
 ちなみにエリザベス神輿の担ぎ手たちは、女装クラブ「エリザベス」の会員の皆様です。
 クラブの名前から分かるように、このエリザベス神輿を奉納したのが、エリザベスの皆様なのです。
 さすがに老舗だけあって、ホームページも洗練されてるなぁ……。

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 すし詰め状態の人の頭で、担ぎ手たちが見えません。
 まるで、ピンクの巨根が、剥き身でどんぶらこ〜どんぶらこ〜と鳥居へ向かって流れて行くかのように見えます。

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 そのユーモラスな姿に、境内にはまた、明るい笑いが起こります。
「前日の雨にしっぽりと濡れたエリザベスも、今、移動していきます」
 アナウンスも割と調子に乗っていますが、性の神のみならず笑いの神まで降りて来ているような状態です。
 
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 かなまら大神輿も。

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 かなまら舟神輿も。
 鳥居へと向かっていきます。
 最初に書いた通り、今日の日記は全開でお届けしています!
 ノー・モザイク!
 ノー・ボカシ!
 文字通りの全開です!(特にエリザベスが)
 
 鳥居をくぐれば、その先には地元商店街。 

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 これはそのくぐっていく鳥居を外側から見た写真です。
 神輿出発の少し前、ちょっと外に出てみた時に撮りました。
 ちょこっと自動車の天井が見えますよね?
 これ、実は車道を挟んでるんですよ。
 この日記の二枚目の写真を見てください。
 これだけの幅がある道路が、間にはあるのです。
 ていうか、なんか異様に人が増えてるーーーーー!!!????
 溢れそうな人々をなんとか歩道に押しとどめようと、ピーピーピーピーピーピーピー!! と、親鳥からのエサを求めるヒナの如くに道路整理の警官の笛が鳴り響いています。
 なにしろ道路なので、遠慮なく自動車が走って行きます。
 そこを渡って、神輿は町へと繰り出して行くのです。

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 三基の神輿は地元商店街を往きます。

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 その神輿を観客たちも追って行きます。
 みんな、怪獣やUFOを追いかける子供の笑顔です。
 舟神輿も大神輿もかけ声は「ワッショイ!」ではなかったと思いますが、エリザベスのかけ声は、エリザベスならではのもので
 
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リーダー「かなまら!」
担ぎ手たち「「「デカマラ!!!」」」」
「かなまら!」
「「「デカマラ!!!」」」」

 川崎大師の町に、デカマラ連呼が力強く響きます。

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 この日は、すさまじい強風の日でした。
 そのためもあってか、神輿は三基ともに時にヨロヨロとよろけます。
 倒れるんじゃなかろうかと心配もしまたが、予定通りに駅前に近い大師通りの方へと向かって行きました。
 僕もそれを追っていきます。

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 川崎大師の横を通っていく神輿たち。
 それを取り囲む観客たち。
 黒人の男性が「すみません、すみません」と流暢な日本語で流れを逆行していきます。
 なんとなくルーマニア的なイメージの鼻が大きめの可愛いミニスカワンピの白人のお姉ちゃんが、風でスカートがめくれないかを気にしながらも神輿の写真を撮っています。
 それを日本のカメコさん的な男子が、「撮らせてもらっていいですか?」的な接触を試みて写真を撮ります。
 
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 ロングのドレッドヘアーの黒人のお姉ちゃんが、女装した日本男性に「撮らせてもらってOK?」的な話を持ちかけて写真を撮っていきます。
 もう、なにが被写体なんだか分かりません。
 でも、気にしちゃいけません。
 だってそう、これは祭りなんです。
 
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 これはコスプレではありません。
 (いやまぁバイト巫女ではあろうと思うんだけど……)
 実は神輿の先には、鎌倉御霊神社の祭りでも有名な猿田彦がいるのです。

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 この天狗のような面が、猿田彦。
 鎌倉は御霊神社の面掛け行列でも有名ですが、神話においては神々の導き手としての役割を持つ神です。

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 巫女達を従えて歩く姿はやはり格好の被写体で、時折、立ち止まったりなどのサービス精神を発揮しながら進んで行きますが、なんせこの日はすさまじく風が強かった。
 スニーカーを履いている僕ですら普通に歩くのが難しい場合もあったのに、厳かに歩くことなど到底かなうもんではありません。
 その上、猿田彦は一本下駄。
 従者に補助されて、なんとかかんとか歩いていきます。

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 天孫降臨というよりは、出エジプトのような様態になっていますが、強風に煽られる猿田彦の一団を見て、「却っていいんんじゃないか」という明るい声が周囲から上がり、カメラマン達の絶好の被写体となります。
 この祭り、基本的にそういうテンションです。
 この明るさ、この活気、これこそが、この祭りが多くの人たちに喜ばれる理由なんだと思います。

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 空気抵抗が大きいのか、風に逆らって前屈みになるからなのか、どうも帽子が不安定のようです。

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 セット。
 猿田彦の人も大変だなぁ。
  
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 なんで尾形光琳なのか僕には良くわかりませんが、この方も観客へのサービスがよろしかった。

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 強風のために立ち止まっている猿田彦一行の後についていた氏子総代の方に、AFPがインタビューをします。
 どうもエイズとの関わりについて訊いていたようです。

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 最後に名刺を交換して「ありがとうございました」と言って別れて行ったのに、ちょっと驚きました。

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 こちら側から見たエリザベス神輿は、また格別ですね。

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 行列、そして神輿たちは神社へと帰ってゆきます。

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 鳥居をくぐって戻っていく姿を撮りたかったので、裏道を通って先回りを。
 

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 なんか……

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 なんか人ごみが凄くなってるよ!?
 警官の笛がピーピーピーピー言ってます。
 容赦なくバスが突っ込んできます。
 そして……

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 来ました。
 猿田彦です。
 
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 鳥居の中へと。
 強風の中、本当にお疲れさまでした。

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 続いて舟神輿。
 僕の近くにいた、おそらくは今はじめて神輿たちを見る外国人から
 「OH〜〜〜〜!」
 という笑い声が上がります。

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 鳥居の中へ。 

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 そしてエリザベス。
「Oh! Big!!」とか「ペニス! HAHAHAHA」とか言う驚嘆の声が上がるのは、かなまら祭りだけ!
 
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 どんぶらこ〜どんぶらこ〜、と鳥居の中へ。

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 大神輿。

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 鳥居の中へと三基ともが帰って行きました。
 この後、境内では地べた祭りなどが行われるのですが、僕のレポートはここまでです。
 ここの記事によると、中々、面白いものだったらしいので、ちょっと後悔しています。

 このお祭りでYMCA。
 日本ではヒデキで有名なこの曲ですが、原曲はアメリカの「ビレッジピープル」というゲイのファンクバンド(当時のボーカルだけはノンケ)で、「みんなでYMCAでホモろうぜ!」という曲なのです。
 ……本当だってば!!!!!!
(他の代表曲には「マッチョマン」があります)

 いやぁ、本当に凄いお祭りでした。
 なにがすごいって、活気がすごい。
 妙な能天気さがすごい。
 現場にいると、祭りはハレの日だと言う事を実感します。
 文化的な側面や、その中に潜んでいる伝統的なものや歴史の意義も面白くはありますが、なによりもこの祭りに集まった世界の人々と祭りに参加する日本人たちが作り出す、あけすけなパワーが面白い。
 この底抜けにはっちゃけた明るさは、国際化の進む日本において、なにかしら未来へのヒントを与えてくれているように思います。
 そして、この異国の人たちをもハイにさせる明るさに満ちた光景こそが、「かなまら祭り」が日本が世界に誇る祭りの証、なのではないでしょうか。

 と、それっぽくまとめてみましたが、一言でまとめると、「楽しかったです」。(笑)
 
● 劇場版「花咲くいろは」

 上の記事で、こっそりとネタ振ってたりしますが、この後、川崎のチネチッタで、劇場版「花咲くいろは」を観て来ました。
 正直、観る前には、ちょっと不安もあったんですが、中々、良かったです。
 緒花たちメインキャラは賑やかし要因になっちゃうのでは? と最初の方では危惧したものの、話が進んで行くと、いかにも「いろは」でした。
 脚本の岡田麿里になにか含む所でもあるのかと邪推したくなる投げやりというか外してるとしか思えない萌え要素(ツンデレかよ! そんなシーンで!)まで、ちゃんと入ってる所がいかにも「いろは」です。笑
 なこち偉いね。
 しかし、P.Aは、ちょっと親が死んだパターンやりすぎじゃないか?
 (TARI TARIの基本ストーリーが「いろは」の派生、という話がないでもない)
 緒花パパは離婚とか出てったとかでも良かったんじゃないかと言う気もします。
 あと親(というか大人)に頭下げるパターンもやりすぎじゃ。
 朝ドラって言われたら、まぁ、そうなんでしょうし、それをちゃんと観れるように作れているのがP.Aの凄い所だとは思うんですが。
 作っているのが大人で、例えば人の親だと、大人として・親として都合のいいように作っちゃう傾向って、多分、あるんですけど、それって物語の客観性として「大人の制作者として」どうなんだという気がしないでもないです。
 僕は、TARI TARIの紗羽が、母親に「後でお父さんに謝っときなさいよ」と言われて「ムリ!」とか言っちゃう所が凄く好きです。
 まぁ、そんな風にひっかかる所がないでもないのですが、単なるサブエピソードというよりは「花咲くいろは」という作品のまとめとも言えるような、そして映画館を出た時には爽やかな気分になれるファンとしては大変に嬉しい一品でした。
 
● おまけ

 ところで「かなまら祭り」から離れ、川崎へと戻るつもりの、川崎大師駅でのこと。
 改札を抜ければすぐ前のホームに京急が来ていて、ドアが開いているのが見えていました。
 その入り口にはふたつあった自動改札に向かう、僕の隣にはなんか文系女子っぽい女の子が。
 普段は花よ蝶よと言ってそうな、ちょい清楚めな感じの服の子です。
『ははァん、こいつはきっと「歴女」だな。こんな祭りに一人でくるってこたぁ、つまり「私は戦国武将とかに萌えてるような通り一遍のにわか歴史ファンとは違いますよ」みたいな、自意識の高いちょっとひねくれた子に違いない。この手合いは運動はあまり出来る方ではないのだな。だから肌が白い』(←割と嫌いではない)
 などと適当な事を思っていたら、車掌が笛を吹く音が鳴り響きました。
 慌てた僕らは二人でSuicaをバシっと自動改札に叩き付け、ハリウッド大作映画のアクションシーンのごとくに妙に息を合わせてホームへと駆け込んだのですが、非情にもドアは閉まり、電車は出発。
 間に合いませんでした。
 すると、彼女はこちらを振り向き……

kana_gaijin.jpg
 
 どこで覚えたんだ?
 ちょっとお近づきになりたかったけど、僕は苦笑いで応えただけでした。
 残念。
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